弁護士として思う

2019年6月28日 (金)

ハンセン病家族訴訟、勝訴!!

ハンセン病家族訴訟、勝訴!! 本日(6月28日)、熊本地裁において、ハンセン病患者を強制隔離した国の誤った政策による患者家族の被害に対し、国が賠償すべき責任を認めた原告勝訴判決が下されました!

2019年2月20日 (水)

不貞行為の相手には、「離婚」の慰謝料請求できず(最高裁)

不倫相手には請求できず=離婚の慰謝料、初判断-最高裁(時事通信) - Y!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190219-00000071-jij-soci #Yahooニュースアプリ

この最高裁判例には、やや違和感を覚えます。離婚したかどうかで慰謝料の額が変わるというのが実務の感覚のように思います。そうであれば、これまで実際には離婚の慰謝料請求が認められていたということではないでしょうか?
この最高裁判例の影響力がどこまで及ぶのか、射程距離の議論が必要です。

2018年5月25日 (金)

熊本県いじめ問題対策連絡協議会

本日午前中は、熊本県いじめ問題対策連絡協議会に、熊本県弁護士会を代表して参加してきました。熊本県弁護士会としては、いじめ防止授業に力を入れていることを報告しました。
 会議自体も有益でしたが、県の教育理事として、大学の先輩が参加しておられたことは、まさにサプライズ。三十数年ぶりにお話しできて、嬉しい限りでした。

2018年4月 6日 (金)

弁護士登録満30年

同期の友人に指摘されて思い出したのですが、この4月で、弁護士登録満30年になりました。あわただしく過ぎて行く日々の中で、すっかり忘れていました。あらためて、この30年間支えていただいた皆様に感謝しますとともに、今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。

2017年12月12日 (火)

初期対応の大切さ

先日、ある遺産相続を巡る訴訟事件で勝訴判決をいただきました。この事件、もし相手方が最初から専門家に相談していたら、これほど紛争が続かなかったのではないかと思います。
当初、相手方は、ある行政書士に相談し、その行政書士が作った遺産分割案で押し切ろうとしました。しかし、この案には、法定相続人が1人漏れているという致命的なミスがあり、さらに相手方以外の相続人らの相続分を極端に少なく配分していました。これでは到底納得を得られるはずがありません。これから、勝訴判決を前提にして、あらためて遺産分割のやり直しです。

2017年10月 1日 (日)

30周年

30周年 昭和63年3月に司法研修所を卒業してから、今年で30年目(つまり、私が弁護士になって30年目でもあります)。その記念祝賀会が福岡で開かれました。裁判官になった人は地裁の裁判長、検察官になった人は検事正になっていました。クラス別懇親会では、プライベートも含めて近況を報告しあい、最後に35周年での再会を約束しました。物故者も増えてきたことでもあり、5年後、健康で、またみんなと再会できることを期待したいと思います。

2017年8月 1日 (火)

反対尋問成功!

冷房の効かない真夏の午後の熊本地裁。人証4人 の集中証拠調べ(尋問)。相手方の証人に対する反対尋問は、ヒット&アウェーが原則ですが、本日は、証拠書類との矛盾供述(当時存在しなかった書類を根拠とする主張であることが露見)を引き出すことに成功。相手方の弁護士も、思わずため息。反対尋問こそ、弁護士の腕の見せ所。今夜は美酒で乾杯!

2017年7月26日 (水)

有責配偶者からの婚姻費用分担請求の可否

一方的に婚姻関係を破綻させた原因を作った側から、他方に対し、婚姻費用の分担を請求することができるのか?例えば、不倫(不貞行為)のあげくに家出した妻が、夫に対し、生活費を請求するようなケースです。まだ最高裁の判例はありませんが、高裁レベルの判例があります。昨年(平成28)年の高裁判決で、このような請求は、信義誠実の原則違反か、権利の濫用として許されないと判断されました。こうした判例・実務の流れは、次第に定着しつつあるようです。ただし、子供の生活費に相当する部分だけは、認められています。
この高裁判決で実務的に重要なのは、不貞行為の立証です。不貞の相手とされた男性とのSNSのやり取りを重視したことです。原審では不貞行為の証明としては足りないと判断されていたのを、覆したのです。具体的な中身はわかりませんが、状況証拠の評価のありかたとして、参考になります。 この話は、本日(7月26日)の熊本日々新聞朝刊のせいかつQ&Aに記事として書いていますので、お持ちの方はご参照ください。

2017年7月21日 (金)

保釈許可

私が国選弁護人を担当する被告人について、保釈の許可をもらいました。検察官がこれに対して準抗告を出して争ってきましたが、却下決定をいただきました。裁判官の英断に拍手です。

2017年7月 6日 (木)

判例勉強会

今年は弁護士になって30年目。節目の年に一念発起して、日々の研鑽を怠らぬよう、若手弁護士に声をかけて判例勉強会を始めました。参考になる判例があれば、紹介して行こうと思います。