弁護士として思う

2017年10月 1日 (日)

30周年

30周年 昭和63年3月に司法研修所を卒業してから、今年で30年目(つまり、私が弁護士になって30年目でもあります)。その記念祝賀会が福岡で開かれました。裁判官になった人は地裁の裁判長、検察官になった人は検事正になっていました。クラス別懇親会では、プライベートも含めて近況を報告しあい、最後に35周年での再会を約束しました。物故者も増えてきたことでもあり、5年後、健康で、またみんなと再会できることを期待したいと思います。

2017年8月 1日 (火)

反対尋問成功!

冷房の効かない真夏の午後の熊本地裁。人証4人 の集中証拠調べ(尋問)。相手方の証人に対する反対尋問は、ヒット&アウェーが原則ですが、本日は、証拠書類との矛盾供述(当時存在しなかった書類を根拠とする主張であることが露見)を引き出すことに成功。相手方の弁護士も、思わずため息。反対尋問こそ、弁護士の腕の見せ所。今夜は美酒で乾杯!

2017年7月26日 (水)

有責配偶者からの婚姻費用分担請求の可否

一方的に婚姻関係を破綻させた原因を作った側から、他方に対し、婚姻費用の分担を請求することができるのか?例えば、不倫(不貞行為)のあげくに家出した妻が、夫に対し、生活費を請求するようなケースです。まだ最高裁の判例はありませんが、高裁レベルの判例があります。昨年(平成28)年の高裁判決で、このような請求は、信義誠実の原則違反か、権利の濫用として許されないと判断されました。こうした判例・実務の流れは、次第に定着しつつあるようです。ただし、子供の生活費に相当する部分だけは、認められています。
この高裁判決で実務的に重要なのは、不貞行為の立証です。不貞の相手とされた男性とのSNSのやり取りを重視したことです。原審では不貞行為の証明としては足りないと判断されていたのを、覆したのです。具体的な中身はわかりませんが、状況証拠の評価のありかたとして、参考になります。 この話は、本日(7月26日)の熊本日々新聞朝刊のせいかつQ&Aに記事として書いていますので、お持ちの方はご参照ください。

2017年7月21日 (金)

保釈許可

私が国選弁護人を担当する被告人について、保釈の許可をもらいました。検察官がこれに対して準抗告を出して争ってきましたが、却下決定をいただきました。裁判官の英断に拍手です。

2017年7月 6日 (木)

判例勉強会

今年は弁護士になって30年目。節目の年に一念発起して、日々の研鑽を怠らぬよう、若手弁護士に声をかけて判例勉強会を始めました。参考になる判例があれば、紹介して行こうと思います。

2017年4月 8日 (土)

弁護士30年目

この4月で、弁護士生活30年目に入りました。この間、様々な事件にかかわる中で、私なりの正義を貫いてきたつもりです。これからも変わることなく、まずは満30年に向けて頑張って行こうと思います。

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2016年11月28日 (月)

B型肝炎訴訟~除斥差別は不当!

B型肝炎訴訟~除斥差別は不当! 集団予防接種の際、危険とわかっていたのに注射器の使い回しを黙認していた国の責任は最高裁で断罪されています。20年という除斥期間が経過したことで、賠償額を低額に押さえることは、長く苦しんだ被害者ほど救われないという不当な結果になります。福岡地裁において、この問題を正面から問うため、被害者2名が証言台に立ちます。心して傍聴したいと思います。写真は、福岡地裁前での集会です。

2016年2月 2日 (火)

あおば法律事務所創立10周年

あおば法律事務所は、本日、10歳の誕生日を迎えました。この間、事務所を支え、応援してくださった皆様に感謝いたします。
 この10年間を振り返ると、事務所開設以来取り組んでいる水俣病問題が印象的です。ノーモア・ミナマタ国賠等訴訟が解決し、水俣病特別措置法ができて、これで水俣病問題も解決するかと思ったら、熊本県が窓口を締め切り、不服申し立ても認めず、対象地域や年代も限定するという被害者救済に背を向けたため、やむを得ずノーモア・ミナマタ第2次訴訟を起こすことになりました。皆様のさらなるご支援をお願いします。
 また、B型肝炎訴訟の取り組みも、熊本訴訟の事務局事務所として頑張ってます。熊本の被害者全員救済に向けて、さらに取り組みを強化したいと思います。
 今後とも応援をよろしくお願いします。

2016年1月20日 (水)

イブニングセミナー 中小企業の営業秘密・技術・情報の漏洩対策

今夜は、くまもと大学連携インキュベータ主催の第97回イブニングセミナーに、講師として招かれました。演題は、中小企業の営業秘密・技術・情報の漏洩対策~組織的管理で企業秘密を守る~ということで、普段はあまり馴染みのない不正競争防止法などを踏まえた実践的な秘密管理のあり方についてお話させていたたきました。少しでも役に立てたなら、嬉しい限りです。

2015年9月24日 (木)

憲法違反の安保関連法案の採決強行に抗議する声明

http://www.kumaben.or.jp/message/kumaben/2015/09/post-79.html

わが熊本県弁護士会の抗議声明です。
法案の中身が立憲主義に違反するというだけでなく、民主主義をも踏みにじった安保法案の採決強行は、絶対に認められません。
廃止されるまで、粘り強く頑張りましょう!